Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

避暑地としての裏磐梯 猛暑でも涼しい 

避暑地としての裏磐梯 猛暑でも涼しい 

会津盆地も暑い

ここは福島県北部に位置する会津盆地のど真ん中。盆地とは夏は暑く冬は寒いものと相場が決まっているが、どうやらここも例外ではないらしい。車に装備された外気温度計は33℃の表示。埼玉県熊谷市や岐阜県多治見市などはこの夏に40℃をたたき出したそうだが、それに比べればはるかにマシというもの。
記録的な猛暑が続く2018年の夏、40℃という気温もそう珍しくなくなってきたことに戦慄を覚えてしまう。
その暑さの中、国道49号線を会津若松方面へ走るエストリルブルーのBMW。このまま行くと国道は市街地を大きく迂回し、遠回りを強いられることになるので、そのまま行くのは面白くない。
手前で県道33号線へと逃れれば、ほぼ直線に近いルートで国道の迂回をショートカットすることが可能。しかもこちらのルートでも、市街地の中心部を通ることはないので、ショートカットルートを選択することは検討するまでもありません。
そして順調に県道33号線を行き、再び国道に合流。

べこの乳ソフトで体を冷やす

べこの乳ソフト
会津若松市を抜け会津坂下町へ入り程なくすると、「アイス牧場」の看板が見えてきます。誰しも同じことを考えることと思いますが、火照った体を冷やすためにも冷たいもの、とりわけアイスやソフトクリームが欲しくなるもの。
混雑してることを覚悟してきましたが、意外なことに他のお客の姿がまったくない。いつもならソフトクリームを手にした人で溢れているはずなのに。
そうか、いつもとは時間が違いまだお昼前。昼食を摂ったあとに来るのが通例なのですが、この日は午前11時半頃。これから昼食を摂ろうという時間に、ソフトクリームを買いに来るお客が少ないのは当然と言えば当然でしょう。
店内に入るとやはり客の姿はなく、店員さんが暇そうにしています。妻は「べこの乳ソフト」私は「コーヒー特急ソフト」をオーダー。店員さんから渡されたソフトクリームは、いつもと変わることなく見るからに旨そうで一安心。

空いているテーブルに腰を落ち着け、ソフトクリームを口へと運ぶ。ミルクの甘さとコーヒーの味が口の中いっぱいに広がり、同時に幸せな気持ちも広がるというもの。妻が選んだ「べこの乳ソフト」も濃厚なミルクの甘さが特徴で、これほど旨いソフトクリームを未だかつて私は知りません。

暑さから逃れるために裏磐梯へ


会津磐梯山の北側、いわゆる裏磐梯は数え切れないほど訪れているが、最近までここが避暑地と言われていることを知りませんでした。
裏磐梯へ向かうには、喜多方市を抜け国道459号を行くのが定石。磐梯山に向けて伸びる国道は、一度高度を上げ始めるとその傾斜は緩むことはなく、裏磐梯まで一気に駆け上がるのだ。
大塩裏磐梯温泉街を駆け抜けると、登坂車線付きの高速ワインディングへと変貌する。我が愛車BMW 320dは、2,000CCのディーゼルターボエンジンを搭載しているので、ガソリンエンジンと比較して非常に力強いトルクを発生させる。このような状況ではアクセルを踏み込みたくなるのが人情というものだが、ここは理性を働かせることに努めなくては一人前の大人とは言えません。
理性を保ちつつ走っていても、BMWのドライビングプレジャーは最高の一言。メーカーの言う「駆け抜ける喜び」とは、よく考えられたものだと感心します。BMWの本質を一言で言い表していると言って差し支えないでしょう。

先ほどまで33℃を表示していた外気温度計は、いつの間にか27.5℃の表示に変わっています。
車外の気温が下がってきたなと思った矢先、裏磐梯に唯一ある「道の駅 裏磐梯」が見えて来た。そこで車外へ降りると、たしかに体感できる程に気温の差があります。
下界より5.5℃も気温が低い。猛暑の年ではなくもう少し気温が低く、たとえば下界の温度が30℃程度なら、裏磐梯は24.5℃しかない計算となる訳で、確かにこれは避暑地と呼ぶに値するように思う。

何年か前に裏磐梯のホテルに宿泊したことがあるのですが、その時の記憶では冷房を使用しなくても快適に過ごせました。その時の気温などは覚えていませんが、湿度も低くて気持ちが良かったということは記憶しています。

浄土平は非常に涼しい

浄土平
裏磐梯よりも更に標高の高い浄土平はどうだろうか?
かつては有料道路だった磐梯吾妻スカイライン、今では県道70号線の一部として無料開放されている。その磐梯吾妻スカイラインのほぼ最高地点にして中間地点に近い場所、そこに位置するのが浄土平です。
全線がセンターラインのある二車線路として整備されており、追い越しなどを考えなければ車を走らせるうえで、特に苦労することは何もない。この日は交通量が非常に少なく自分ペースを乱されることなく、浄土平まで来ることができました。
浄土平には駐車場が整備されており、車を停めて周囲を散策することができます。この駐車場は有料で、普通自動車で500円。このような場所に整備されているので、寧ろ500円とは良心的な価格設定かと。
このとき外気温時計の表示を確認すると22℃の表示。喜多方市では33℃、裏磐梯では27.5℃であったことを考えると、ここがいかに涼しいのかが分かることだろう。
車を降りてみると、下界とは空気が違うというのが良く分かる。またこの日はそうでもなかったが、火山活動の状況によっては、いわゆる硫黄の臭いを感じることもある。そう、ここ吾妻山は活火山なのです。
火山活動の状況によっては通行止めが行われることもあるので、ここへ来る際には事前に情報を確認したほうが良いでしょう。

後書き

今回は会津盆地から裏磐梯を経由し、浄土平までドライブしてみました。
標高が上がるにつれて外気温時計の表示が下がっていくのは楽しいもので、車から外へ出るとその差が良く分かります。特に窓を閉め外気の変化を感じずに移動し、車外へ出ると気温の差に驚くものです。この感覚が意外にも好きだったりします。
アイス牧場の「べこの乳ソフト」は数え切れないほど味わったもので、もういい加減に飽きても良い頃だと思うのですが、やはり会津へ来ると外すことができません。
数え切れないほどこの地域へは足を運んだのですが、やはり好きなんですね会津が。何度訪れても、一向に飽きる気配がありません。これからも数え切れないほど、会津へ赴くこと間違いありません。